帯状疱疹ワクチンに不活化帯状疱疹ワクチン接種が加わりました。

帯状疱疹ワクチンについて

ワクチンのイメージ

皆様は、帯状疱疹についてご存知でしょうか?(→帯状疱疹とは?

このように、帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが関係してます。

日本人成人の90%以上はこの原因となる、水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏しております。

50歳以上の方へ

日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜んでいるとお話ししましたが

普段元気な時は何ともないのですが

加齢などの免疫力の低下で発症します。

そのほかストレスでも出てくることがあります。

 

特に50歳代から発症率が高くなり

80歳までに約3人に1人が

帯状疱疹になるといわれています。

 

50歳以上の方は、予防接種が可能ですので一度ご検討ください。

帯状疱疹の予防接種について
従来型生ワクチンと新しい不活化ワクチンについて)

帯状疱疹の予防は

「水痘ワクチン」と言う予防接種が一般的でした。

この従来型ワクチンは生ワクチンです。

✳︎生ワクチンとは・・・・

 病原性を弱めた細菌やウイルスそのものを成分としたワクチン

✳︎不活化ワクチンとは・・・・

病原性をなくした細菌やウイルスの一部を成分としたワクチン

当クリニックでは、これまで接種していた

この水痘ワクチン(生ワクチン)に加えて

2020年2月から接種できるようになった

新しい不活化ワクチン『シングリックス』

接種も行えるようになりました。

この新しいワクチンは不活化ワクチンのため、ガンや膠原病などで免疫が低下している方にも接種できるようになりました。

新しい不活化ワクチン(シングリックス)のご紹介

新しいワクチンの特徴です。

かなり大まかですが

・接種方法は 筋肉注射
・接種回数は 2回です。(1回目、2回目は2ヶ月空ける必要があります。)
・主な副反応 局所の痛みが78%の方に起こるとわかっております。
・費用は   23100円/回のため 合計46200円 かかります。(高価)
・予防効果は 高い
・予防効果は 持続する(9年更新中)

✳︎シングリックスの帯状疱疹に対する予防効果は下の表のように従来型の水痘ワクチンより高いと言う研究結果が出ています。

シングリックス_間隔

従来のワクチンとの比較

ワクチンの種類

ご興味のある方は

詳しくは当クリニックにお問い合わせください。

資料などお渡しいたします。

もちろん、従来の水痘ワクチンも接種できますので選択してくださいね。