今日はクリニック開業4周年記念日! そしてHSP(Highly Sensitive Person)の事と最近読んだ本について

こんにちは!

今日は暖かかったですね。

さて、今日は、クリニック開業4周年目でした。
まだまだ4年というと、若輩のクリニックですが
少なくとも
ここまでなんとかやってこれたのは
受診してくださる皆様と
支えてくれているスタッフの皆様のおかげだと
ココロから思っております。
改めて
いつもありがとうございます。
スタッフさんとのささやかなクリニック誕生日会をしようと
後日改めて計画しているので楽しみです!!!
さて先日
私の好きなブロガーさんが
このような本を紹介してました。
繊細さんの本
その方のブログは
無理なく更新されているので
更新があまり頻繁ではなく(そこも好きなポイントなんですが)
きっちり誠実に自分の言葉で話されていると感じますし
とてもやさしい言葉で
繊細で・・・
誰も責めたりせず
いつも旦那様への感謝にあふれていて
オシャレで・・・
私が
更新をいつも楽しみにしているものの一つです。
そして、その方が先日
自分はきっとHSP(Highly Sensitive Person)かな?
という内容のブログを書かれていて、この本を紹介されていました。
そして何を隠そう
多分私も、少し「繊細さん」の部類だと感じております。
(だからこの方のブログが心地よかったのかもしれません。)
初めてこの概念を知ったときは
すべて自分の事を言われているようで本当にビックリしました。
幼い頃から
「空気をよむ」
「誰かの顔色を気にする」ところがあり
「誰かが不機嫌という状況がとても苦手」でした。
「気にしなくていいやん!」
「人は人!!」
とか今までよく色んな方に言われてましたがなかなか改善せず
それを自分のマイナスな部分と捉えていました。
できたら知られたくない部分でした。
でも最近少し心境の変化がありました。
私が診察させていただいている
患者さんの中にも
ある一定の割合で
「あ!この方も繊細さんかも」という方がおられて・・・・
「繊細さん」同士は
お互いなんとなく一緒にいて
「あ!もしやこの方も!?」分かってしまうというか
引き付け合うところがあるというか・・・
私もそういう方には
わりあいすぐバレてしまうので(笑)
「先生も本当に頑張ってますよね。。そんなに繊細なのに。」
みたいに言われたり(笑)
そしてありがたいことに
「そんな人(繊細さん)が医師をしてくれて助かっている」
と言われたりして・・・・・
自分の短所と思ってたけど
私が、「自分も実は、、、」とカミングアウトすることで
ある一定の人が
「元気が出た!」「安心できた!」「頑張っていこうと思えた」
といってくださるなら
マイナスばっかりではないかなと思ったりしてます。
医師の世界では
手の器用な人が外科医になる
研究が好きな人は、研究で何人も救う
画像読影が得意な人が読影で診断に迫る
救命の先生方は、日々救急を応需し、必死に命を救う・・・・
多くの先生方がご自身の得意分野で
ご活躍されておられ

果たして、自分に何ができるだろうと考えたときに

ふと
恩師の先生に
「先生は、先生のままで、医師をしていけばいい」
「先生を好きな患者さんが集まってくるから・・・」
と言われた事をふと思い出します。
見栄をはろうとしない。
等身大でいい。
そのようになんどか言われたことがあります。
その時は、慰めてくださっているのかなくらいで
あまり分かっていなかったのですが
たくさんいる医師の中で
まあ、「センシティブな医師」がいても悪くはないかなと思ったりしてます。
おそらく
私は医師の中でもダントツでセンシティブな方であるので・・・・
そこは
自分が望んだ自分の医師としての武器ではないのですが
それで救われている
と言ってくださる方がある一定いるなら
まあ、ある程度はこのままでいいのかななんて思ってみたりした今日このごろです。
もちろん
「生きやすくする工夫」みたいなことは
ある程度必要だと思いますので
私もいろいろ試して見ようと思いますし
いい案があったらご提案もしていきますね。。。
もしこうしたほうがいいよ〜っていうのがあれば
逆にシェアしてくださいませ。
「繊細さん」は幸せを感じるレセプターも人一倍敏感だそうで
確かに
私も、「今日は暖かかったな」ということだけでも
十分に、幸せを感じているので
そっちサイドの感受性を大事にしてあげたいです。
気長にのんびりと
たまには自分を褒めて
ゆるりと過ごしていきましょう。
皆様、今日もお疲れ様でした。
あん奈