プライマリ・ケアのACCCAという考え方③ まだ一つ目のAについて。
こんにちは。
土曜日の午後です。
昨日は、「おかえり」ネットワークという
医療と介護で創る「帰りたい」を叶える地域創りのための勉強会に
オンラインで参加、発表をさせていただきました。
「新型コロナワクチンの分かっていること、分からないこと。」
というお題で発表させていただきました。
遅い時間帯にも関わらず
参加されている方の
「学びたい」意欲には脱帽です。
拙い発表にも関わらず
「分かりやすかった!」とお声がけいただきまして
幸せな気持ちになりました。
褒められて伸びるタイプです。(笑)
昨日のホストの葛西医院 小林正宣先生の
絶妙なホストぶりにはオンライン勉強会の底知れぬ可能性を感じました。
小林先生は生野区で地域医療に従事されている家庭医の先生です。
私たちのクリニックも
もっともっと大阪市 西成区 玉出周辺の地域のみなさまと繋がって行くぞ!と心に誓った夜でした。
また私が属する日本プライマリ・ケア連合学会の第12回学術大会もオンラインで開催されています。→こちら
オンラインという
新しい形の勉強会。
コロナ禍がもたらしたものの中では
一つの前向きな形かもしれません。
さてプライマリ・ケアのACCCAについて
私なりの解釈を語ってみるシリーズです。
まだ一つ目のAですが、ごゆるりとお付き合いくださいませ。
さて、今日も一つ目のAの続きをやってまいります。
Accessibility(近接性)のAは
「近い」ということ。。。。
プライマリ・ケアを提供する医師は、「近い存在の医師」であると言われますが
・地理的に
・経済的に
・時間的に
・精神的に
「近い」というのはどういうことなのかをゆっくお話ししています。
【過去の記事】
・プライマリ・ケアのACCCAという考え方①今日は一つ目のAを少しだけ→こちら
・プライマリ・ケアのACCCAという考え方②さて今日は一つ目のAの続きをば。→こちら
と進んでまいりました。
今日は次の項目に移ってまいりたいと思います。
・時間的に近いということは、、、
さて「時間的に近い」というのはどういうことでしょうか?
受診したい時に
来院すれば開いているというのに近いかもです。
予約が何週間も先。。。
というような大病院のような大変さはなく
本当に自宅近くの、
ふらっと来れる
町のクリニックのイメージです。
もちろん
患者さんの混み具合では
今すぐに、いつでもというわけではありません。
ごめんなさい。
ただ、「受診したい!」という時に
買い物帰りにでも
ふらっと来れる近さ。。
が、家庭医のクリニックには
必要なんだろうなあと思います。
通院するのに1時間もかけて行く距離ではない
というところもポイントかも知れません。
この項目はあっさりしててすみません。
次の精神的な近さと組み合わせてもいいかな?と思ったのですが
今日はあっさりこの辺で。
第12回日本プライマリ・ケア学会学術大会の聴講したいと思います。
それでは良い週末を〜
あん奈