大阪市でもBCGの予防接種が個別接種(クリニックでの接種)でも接種可能になりました。(令和3年10/1〜)
BCG予防接種はお済みでしょうか?
大阪市では、BCG予防接種は各区保健福祉センターにおいて集団接種でしかできませんでしたが
令和3年10月1日(金曜日)よ、り大阪市内の委託医療機関においても個別接種ができるようになりました。
引き続き各区保健福祉センターでの集団接種も実施されております。
大阪市のHpもご参照ください→こちら
BCGワクチンとは?
BCGワクチンについて説明していきます。
・特徴
・生ワクチン
BCGのワクチンは、ウシ型結核菌を弱毒化して作った生ワクチンです。
・スタンプ方式(ハンコ注射)
管針という9本の細い針を皮膚に押し付けるタイプのスタンプ方式です。2箇所接種します。
上腕外側のほぼ中央に接種します。
・定期接種
・何を予防できるのか
・結核
結核は昔の病気と思ってませんか?
日本では今でも年間1万5000人も患者さんが発生しています。
患者さんは、お年寄りが多いですが、大人から子供に移ってしまいます。
赤ちゃんは抵抗力が弱いので、全身性の結核や結核性胸膜炎など重い後遺症を残すこともあるので是非予防しましょう!!!
・いつ接種するのか(接種時期)
・生後11ヶ月(1歳になるまで)までに接種してください。
・オススメは生後5ヶ月〜7ヶ月です。
・生後5か月の四種混合ワクチンなどと同時接種ができます。
・接種後の注意
・接種後は乾くまで服を着せないで自然乾燥させます。
・接種の後は、少量の出血をみることがあります。放置しておいても、すぐ止血しますので心配ありません。
・その日、お風呂に入っても大丈夫です。ゴシゴシこすったりしないようにしましょう。
・接種後の一般的な経過
日本ビーシージー製造株式会社HPより引用 →こちらもご参照ください。
・副反応について
接種した側の、脇のリンパ節が稀に腫れることがあります。(1%以下)
普通はそのまま様子を見るだけで大丈夫です。
コッホ現象について
上記のような経過が自然な経過ですが
赤ちゃんが結核にすでに感染していた場合には
通常より早く、接種後1-5日で強く接種部位の反応が起こることがあります。
救急受診をする必要はありません。
また直接受診せずに、数日以内にまずはお電話をください。
本当にお子様が結核に感染しているかきちんと調べる必要があります。
専門に診てくださる病院にご紹介させていただくことがあります。
日本ビーシージー製造株式会社HPより引用 →こちらもご参照ください