わかっちゃいるけどヤメラレナイ事。(行動変容2)
こんにちは。
今日も新型コロナワクチン接種に来られた方は
学生さん、若い方が中心でした。
「ワクチン 痛いですか??コワーーイ!!」
「え?もう打ったんですか??全然痛くなかったあ!!」などど
若い声が診察室に溢れ
瑞々しい笑顔に
元気がもらえました。(笑)
さて、
前回の記事では
「突然ですが、今、何か変えたいと思っている習慣はありますか?(行動変容1)」→こちら
とについて話をしました。
何か生活習慣を変える事を
行動変容といい
それにはステージがあるという考え方を
シェアしました。
そして各ステージで支援の仕方が異なるんだ
というところまでをお話ししました。
今日はその続きです。
さて皆様は、何か変えたい生活習慣はありますか?
あるとしたら、この中のどのステージでしたか?
いろんなステージの方がおられるでしょうが
一番多いのは関心期、
「わかっちゃいるけどヤメラレナイ」ではないでしょうか??
「タバコ吸ったら悪いのはわかるけど・・・」
「運動しなくちゃいけないのは分かるけど・・・・」
「食べ過ぎは良くないというのは分かるけど・・・・」
このような方は多いのではないでしょうか?
「自分はこのステージだな、、、」と思われる方にもう一つ聞きます。
その生活習慣をやめる事(喫煙 過食など)は
あなたにとって
①どれくらい重要な事でしょう?(重要度)
②どれくらいやめられる自信があるでしょうか?(自信度)
実はこれはKellerさんとWhiteさんによって開発された重要度-自信度モデル(Conviction-confidence model)というものです。
直感でいいので
ある行動を変えることの重要度(重要と思えるか)と自信度(できると思うか)
指差して見てください。
このイメージ図の中のどこらへんにいたでしょうか?
この二つの質問を聞くことで
家庭医は、まずあなたが
このイメージ図のどこにいるかを把握します。
さて
重要度も、自信度も十分に高まった時に初めて
行動変容は成功すると言われています。
なので家庭医は
重要度が低い人には、重要度を高めるアプローチを
自信度が低い人には、自信度を高めるアプローチを
試みて参ります。
色々お話ししながら
あなたの健康に向かう行動変容を継続的に
応援し、サポートして参りたいと思っております。
一人ではなかなか難しくても
一緒に前向きにやって参りましょう。
ところで
私の行動変容のサポート、お導きも、、、
誰かに
お願いしたいものです、、、(笑)
それでは。。。おやすみなさい。
あん奈