子宮頸がんワクチンのキャッチアップの期間が、条件付きで延長となります。2025.1月に更新

前回ブログにて
子宮頸がんワクチンのキャッチアップについての記事をUPしました。→こちら

キャッチアップ接種とは?

キャッチアップ接種とは?
積極的勧奨の差し控えにより
接種機会を逃した方を対象に実施する予防接種
の事です。→こちら

今回の子宮頸がんワクチンのキャッチアップ対象者は

1997年度生まれ〜2007年度生まれの女性
(1997年4月2日〜2008年4月1日生まれ)

が、該当します。

 

ワクチン不足が相次ぎ、2025.3月で終了でしたが、
2026 .3.31まで条件付きで延長します。

ワクチンは3回接種する必要があり、2025 .3月で今年度中にすべて終了予定でした。

ところが、ワクチンの需要が急激に高まったことで、メーカーの在庫が少なくなり
先月から出荷の制限が行われ、一部の医療機関に必要なワクチンが届かない状況となっています。

厚生労働省は
このままでは希望者が期限内にワクチンを接種できない可能性があるとして
2024 .11.27に開かれた「第64回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会」という検討会で
キャッチアップの期限を来年度まで延長する方針を示した
各種メディアが報じておりました。

こちら

こちら

 

多くの自治体が、今夏に初回接種を終えられるよう様々な勧奨策を講じてきたことを鑑みると
急いで接種したことで不利益を被ったように受け取られるメッセージにならないよう注意して行く必要があり
今後、厚労省は、分科会でこの方針について検討したのち
年明け以降に政令の改正手続きを進めていくとしております。

このたび決定しましたので再度 再掲します。

ただし、条件付きのようです。

ただし、何でもかんでも延長OKではなく

3回必要な接種のうち、2024.3月までに1回でも接種すれば
その後の接種費用を最大1年間、無料にする

とのことです。

 

おわりに

1人でも多くの予防接種を希望する対象者が
入荷が届かないなどの理由で
予防のチャンスを逃すことがないようになれば良いなと思っております。

 

 

 

あん奈

2025.1月 更新

過去の参考ブログ

子宮頸がんワクチンのキャッチアップについての記事をUPしました。→こちら

子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種はお済みですか? 11月までに1回目を接種すれば、最短ルートの場合、すべて公費で間に合います!!